こんにちは、インキュベクスの大坪です。
住宅型有料老人ホーム「介護の王国 鶴見梶山」では、洗濯という業務をほぼ外部業者さんにお願いしています。
世の中にある老人ホームや介護施設の多くは、タオル・シーツ・ご利用者様の日常衣類などの洗濯はスタッフが行っています。
本日は、「介護の王国 鶴見梶山」がなぜ洗濯業務をアウトソーシングしているのかをお伝えしたいと思います。
衛生面から見ても大切な洗濯業務
洗濯業務は、高齢者の方々の衛生管理の観点からも重要な仕事です。
前述したように老人ホームや介護施設の多くは、施設スタッフが洗濯業務を行っております。
タオル・シーツはもちろん、入居者様の普段着や下着の洗濯、干してたたむまでが業務となります
手間も時間もかかりますし、施設の衛生管理、感染症の蔓延防止も強く求められます。
ちなみに排泄物等の汚れが付いている物は漂白剤で殺菌をしたり、頑固な汚れがある物は手で洗って別の洗濯機で洗うなど、非常に手間がかかります。
私たちは、たとえシーツのすみが少し汚れただけでも交換します。汚れをそのままにすることによって利用者様の生活の質が悪くなるようでは、介護施設のサービスとしては不十分だと思うのです。
そのため、汚れ物の量も増えますし、洗濯業務は職員にとって非常に業務負担がかかります。
洗濯業務を外部業者さんに依頼する理由
「介護の王国 鶴見梶山」では、日々の業務に追われるスタッフにとって軽減したい洗濯業務をほぼすべて、外部の業者さんに依頼しております。
その理由として・・・
まず。洗濯業務に携わる時間と洗濯設備・光熱費などを考慮すると、外注の方が費用対効果が得られることがわかりました。
もちろん、スタッフが洗濯に要する時間を、本来の業務である介護に注ぐことができますので、モチベーションの維持にもつながります。
また衛生面から見ても、専門業者さんによるクリーニングはメリットが大きいです。
たとえばシーツやタオルなどのリネン類は、病院基準である80℃以上の殺菌消毒でクリーニングされます。
家庭用洗濯機ではできない安心があります。
もちろん、雨天などの天候に左右されることもありません。
入居者様の私服も大切に扱います
入居者様の私服もすべてクリーニングに出します。
その際、お一人ずつ衣類の目立たない場所にバーコードを付けさせていただきます。
クリーニングが済んだ衣類は、一人分ずつパッケージされて戻ってくるため、紛失やほかの方の衣類と紛れてしまうこともなく、管理することができるのです。
シーツ交換の頻度が増えても安心
一般的に、介護施設でのシーツ交換は「定期的に1週間に1回~2週間に1回の頻度」で行われています。
うちの施設では、シーツは1週間に1回、交換します。
ただし利用者様の状態によって、ベッドで寝ている時間が長い方ほど、頻繁に交換します。もちろん、汚れている場合などは適宜交換します。
いつも清潔なシーツのストックがあることで、安心して交換することができるのです。
余談ですが、僕はシーツメイキングでは、施設一上手いという自負があります。
シーツはピンと張った状態で敷くことが大切です。
高齢者は皮膚が老化しているため、小さなしわでも体重が圧迫され、褥瘡(床ずれ)の原因になるのです。
また、利用者様がベッドを離れる際には、シーツのしわをきちんと伸ばしておくよう、気を付けています。
小さなことかもしれませんが、そうすることで、連れて戻ってきたスタッフがベッドへの移乗介助を行うのもスムーズに行え、スタッフ同士も気持ちよく働けるのです。
私たちと一緒に働きませんか?
私たちの施設では、このように介護という仕事に専念できるよう様々な取り組み・工夫を行っております。
このブログで少しづつご紹介していこうと思います。
「介護の王国」横浜市鶴見 梶山では、現在、介護スタッフを募集しています。
介護という仕事が好きな方、当施設で新たなチャレンジをはじめませんか!
とにかくチームワークがよいアットホームな職場です。
子どもさんがいらっしゃる女性スタッフも多く在籍していますので、シフトの考慮などもお気軽にご相談ください。
求人情報は、こちらからご確認いただけます。